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ロードスター(ND) / はる さん

生まれる前からマツダ党。初めて乗りたいと思った車は、ロードスター

2022.06.11.

今回はマツダ一筋の家族のもとで育ち、マツダ党になったはるさんの愛車を紹介します。


彼女が生まれる前から家にある車はマツダ車というマツダ一筋の一家で、車が好きなお父さんのもとに育った彼女が、車好きになり、マツダ車党になるのは自然の流れ。

小さい頃から連れていってもらっていた東京モーターショーも、物心ついた頃には彼女自らがお父さんに「モーターショーに行こうよ」と誘い、毎年欠かさずに出かけていたそう。

免許が取得できる年齢になり、家にあったお父さんの車、RX-8に乗るつもりで教習所に通っていたところ、免許取得中に、彼女の心をとらえてしまった車があった。それが今の愛車、4代目のロードスターND。

彼女の家の車庫には車を2台置くことができる。ひとつはCX-5、もうひとつは限定車のRX-8が停まっていた。限定車を手放したくないお父さんからはRX-8に乗ってもらえないかとお願いされていた。

「もちろん8も良い車なのですが、どうしてもロードスターがほしくなってしまったんです。だから父に『初めて私が自ら乗りたい!と思った車なんだよ』と、説得しました」

娘の純粋な気持ちに負けたお父さんは惜しみながらもRX-8を手放すことを決断。

 

 

 

心がふわふわ、夢心地

免許を無事に取得し、ロードスターを購入しようとなったとき、ちょうど特別仕様車、100周年記念ロードスターが登場。タイミング的にぴたりと合った特別仕様車の購入を決めた。

「父と一緒にディーラーに行き、いつもお世話になっている担当者さんと、オプションの内容を決めているときも、本当に自分のもとにロードスターがやってくるのかな?という気持ちで、心はふわふわしていました。夢にまで見た車が自宅の駐車場に入ったときは本当に感動しました」

ディーラーの担当者の方は彼女が生まれる前からお父さんと交流がある方。「担当の方が移動になったら、移動になったディーラーで同じ担当の方から車を買っているので、本当にずっと私の成長をも見守ってくれている担当者の方なんです」

 

 

休日も平日もロードスターとともに

ロードスターが納車されてからしばらくの間は、お父さんから愛あるスパルタンな指導でマニュアル車の特訓をされたとか。「山道などに行って運転のいろはを叩き込んでもらいました(笑)」

そのおかげもあって、いまでは休日だけでなく平日も用事を見つけてはロードスターに乗り込む。友人をロードスターに乗せてドライブに出かけたり、約110km離れたところに暮らす祖父の家に行くのも、ひとりで行くようになった。

MT車の乗る女性の友人ともドライブに行くことがある。「ひとりは教習所で知り合いました。一緒にマニュアル免許を取得したこともあり、今でも仲が良く一緒に走りに行っています」

また隣に住む幼馴染の姉妹もマニュアル車に乗っている。「私より先にロードスターに乗っていたのが同い年の幼馴染。今は妹さんにロードスターを譲って、彼女は新型86に乗っています(笑)」

 

 

嫌なことがあっても屋根を開けて走ればポジティブになる

「ロードスターの佇まいに惹かれて購入しましたが、今では全部好き。走りも良いし、ハンドリングも好きです。人馬一体のすばらしさを教えてくれたのもロードスターです」

ロードスターは彼女の生活に欠かせない存在になっている。彼女の行動範囲を大きく広げてくれた。嫌なことがあったとしても、ロードスターをオープンにしてドライブすれば大抵のことはやり過ごせるのだそう。「ドライブするだけで、自然にポジティブな思考へとロードスターが切り替えてくれるんです」

そんな彼女に改めて車とはどんな存在かを尋ねると「家族です。それから特別な時間と空間を与えてくれる存在。例えば友人を乗せて出かければそこは2人だけのプライベートな空間になります。車と移動するひとときは、そのときに車に乗っている人だけのために用意された特別な空間。移動時間も幸せです」

 

 

 

ビーカー編集部♪インタビューを終えて


生まれる前からロードスターに乗ることが決まっていた・・・といっても過言ではない、彼女のマイカー物語。ロードスターが相棒となってからは、行動範囲が広がり、彼女の世界も広がった。

何か嫌なことがあっても「ロードスターを運転すればポジティブになる」という言葉がとても印象的でした。車は走る楽しさや世界を広げてくれるだけでなく、明日も頑張ろう!という元気までチャージしてくれる存在なのです。

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