女性に似合うスポーツカーとは? 日常に少しの刺激と冒険を。

2021.01.22. car クルマ

人では経験がないけれど、一目ぼれってこんな感じ?

 

アルピーヌA110。エーワンテンなんていう呼び方をされ、車好きに、スポーツカー好きに愛されている車。

でも、この車、街中で見かけることが中々難しく、見つけたときは「わぁ~♡」と気持ちが上がります。

それこそ初めて見たときは、A110が自然体のままでかもし出す、美しさ、つややかな色気に「あれは何の車だろう♡」と、目で追いかけてしまいました。…人では経験ないけど、一目ぼれってこんな感じなのかも。

 

 

昨年のクリスマスイブにありがたくも希少性抜群のA110Sに乗る機会に恵まれて、素敵なクリスマスプレゼントを受け取ることができました。

街中から首都高、海ほたる、千葉フォルニア、大黒までお出かけしたのですが、交差点や駐車場で車を停めるたびに周囲の方々からも熱い視線を感じました(運転席に座る人がチビっこだったから、運転者が見えない!?と、見られていたのかもしれませんが…)。

 

 

麗しのアルピーヌの歴史を少し振り返る。

 

 

少し、アルピーヌの補足説明をさせてください。

 

アルピーヌはフランスのレーシングドライバー、ジャン・レディ氏によって1956年に設立された会社です。創業時よりルノー車のチューニングを手がけ、世界ラリー選手権(WRC)やル・マン24時間レースなどで華々しい戦績を残し、フランスのスポーツカーブランドとして世界へ名をはせていきました。そのアルピーヌがルノーR8をベースに作った車が初代アルピーヌA110です。

アルピーヌは1973年ルノー傘下になり、様々な歴史を刻むも、1995年、A610の生産終了とともにアルピーヌのブランドは長いお休みの期間に入りました。

それが約20年の時を経てアルピーヌブランドが復活。この復活とともに登場したのが、初代A110から約40年を経過した、新型A110。日本での発売開始は2018年6月22日のことでした。復活当時は、アルピーヌファンだけでなく、世界中の車好きが歓喜した出来事。

伝説の初代A110の血筋をしっかりと受け継ぎ、現代版として姿を現したのが新生A110。そして、今回ご紹介するA110は、Sの称号がついた高性能モデルA110Sです。

 

 

ハイパフォーマンスモデルのスポーツカーは、誰でも気軽にドライブはできるのか?

 

 

 

当初、A110Sを借りるのはためらいがありました。

 

刺激的なスペックを読み解くと「サーキットでタイムアタックするための車では?」とか、「乗り手の腕が必要なのでは?」とか。街中で女性がぷらっとドライブに行くためにお借りするのは、少々、ハードルが高過ぎる車ではないだろうか・・・。

 

でも、ドアを開け、シートに座った瞬間にそんな不安、心配は消滅。

 

すっぽりと体を包み込むシートの安心感、握りやすいステアリングホイール、操作のしやすい各種操作系、低く、運転に集中しやすいアイポイント。エンジンをかけると、心地よいエンジンサウンドとともに、目の前に美しく立ち上がる液晶メーター。

 

ひとたびアクセルを踏めば、強引ではなく、上品に、そして力強く、スッーと、加速していく。さぁ行こうと、エスコートされているような気分に包まれます。

今回は首都高ドライブへと出かけたわけですが、短い加速区間の合流でもスムーズに加速し本線へと導いてくれました。下から上まで、ストレスなく立ち上がるエンジンフィーリングとエンジン音は、五感を心地よく刺激。これは女性の感性をも震わせてくれる部分だと思います。

連続するコーナーも安心してドライブできる感覚が頼もしく、軽量化を追求したA110Sの軽さが心地よいことを教えてくれます。

 

 

メーターフードやエアコンの吹き出し口にはカーボンが、シート、ドアなどにはオレンジのステッチが随所にあしらわれる。コンソール部にはUSBポート、SDカードスロットルが用意されている

 

サベルト製軽量モノコックバケットシートはホールド感抜群。この包まれていることが安心感につながるということをこのシートで体感してもらいたい

 

ステアリングに用意されたオレンジ色のボタンは走行モードを切り替えるスイッチ。ノーマル/スポーツ/トラック。切り替えると走りの力強さがわかります。ステアリングの背面にはパドルシフト。メーターは美しい液晶。

 

こちらの車の屋根はカーボンルーフを採用。アルミボディ、バケットシートなど、軽量化にこだわり車重は1110㎏

 

そしてこの車のポテンシャルはもっともっと先にあることが、ドライブすればするほどに感じ取れます。

 

サーキット走行や、体験レポートという取材を兼ねてレース参戦も経験したことはあるのですが、正直、サーキットは緊張するし、怖いし、準備も大変なので、もう走ることはない!と決めていたのですが・・・、

 

このA110Sに乗ったら、自然に「サーキットで走ってみたいなぁ~」と口にしていました。

 

運転のしやすさをはじめ、ちょっとアクセルを乗せただけですぐに法定速度に達するレスポンスの良さ、ハンドリングの心地よさ、きっちりと効くブレーキ・・・。日常シーンでもその素性の良さは、感動の体験をすることができるのですが、もっと、このA110Sの秘めたるポテシャルを知りたくなってくるのです。

それに、A110Sならすでに高いグリップ力を発揮するタイヤが装着されていて、そのタイヤに合わせたサスペンション設定などがなされているので、サーキットを走るための準備をする必要はなく、このままの状態で十分にサーキット走行を楽しむことができます。

 

組み合わされたトランスミッション、7速AT(7DCT)もストレスなく変速。サーキットなら走行モードをトラックモードにすれば、アクセルレスポンス、シフトスピードなどの設定が変わり、よりサーキットを楽しむためのモードになります。合わせてパドルシフトに切り替えてマニュアル感覚を楽しむのもきっと楽しいはず。

A110Sのスペックなら、私のようなサーキットの経験値が浅い人でも、自分のレベルに応じた範囲内で、サーキットというステージも堪能できると思います。

それくらい、体と車の一体感があり、運転がしやすいのです。イコール、運転が楽しいのです。

 

 

FUCHS製18インチホイール。ホイールから見えるオレンジカラーはブレンゾ製ブレーキキャリパー。こちらのホイールとオレンジカラー、メッキからブラックに変更されたエンブレムはS専用

 

性能直結パーツ!といえる、ディフューザー(整流板)。タイヤを地面に押さえつけるダウンフォース効果を狙ってのアイテム。こういう本気のアイテムが備わっている部分も素敵

 

アルミ製ペダル。助手席にはアルミ製フットレストも。ラリーの雰囲気がここに

 

 

 

A110Sは懐が広く、奥深い車。走る場所によって、乗り手によって見える世界が変わります

 

走行モードはスポーツにし、パドルシフトで走りを楽しみました。乗り手に応じて、走りの楽しさを教えてくれる車です

 

A110Sは街中から高速クルージングまでドライブを楽しませてくれる車です。

走行モードを切り替えることができるので、コーナーが連続する山道では走行モードをノーマルからスポーツに切り替えて、パドルシフトで楽しむのも心が弾むドライブになります。

 

当初は街中ではオーバースペックかな?と思っていたのですが、アクセルを足に乗せた瞬間から味わえる加速感の心地よさは、日常シーンでさえもワクワクに変えてくれる要素です。サーキットを走らなくても、加速、停まる、曲がるの車の基本性能が高い車は、日常ドライブをときめく日々に変えます。連続するコーナーが続くところではピタと張り付くような走りの安定感も味わうことができました。

 

スポーツカーに乗りたい!と思っているスポーツカービギナーの方から、様々なスポーツカーに乗ってきた方まで。懐の深いA110Sならさまざまなオーナーを迎え入れてくれ、各オーナーに応じた、新しい体験と、新しい感動を味合わせてくれるはずです。

 

センターコンソールに配置された、オレンジ色のスイッチがエンジンスタートボタン、パーキング、そのほかD、N、Rのボタン。中央には高解像度7インチマルチファンクションタッチスクリーンを標準装備。専用アプリをスマートフォンにインストールすれば連携も可能

 

アルピーヌA110S

エンジン:1.8リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:電子制御7速AT(7DTC)
駆動方式:MR

最高出力:292PS/6420rpm
最大トルク:32.6kgf・m/2000rpm

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4205×1800×1250mm
車重:1110kg

タイヤ:(前)215/40R18 89Y/(後)245/40R18 97Y(ミシュラン・パイロットスポーツ4)

燃費:12.8km/ℓ(WLTCモード)

価格:850万円~

※今回の車は、カラーはブルーアルピーヌM(21万4000円)、カーボンルーフ(27万6000円)が加わり、890万円

 

車内の収納はシートの後ろのスペースと、シートとシートの間に小物入れがあります。そのほかコンソール部に小物置きスペースあり

 

トランクルームは容量96リッター、フロントは容量100リッターの収納スペースがある

 

ビーカーチャンネルでは、A110Sで首都高ドライブをしてきた模様をお届けしています。

 

 

 

 

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