車載用防災グッズを用意しよう

2020.08.28. goods グッズ

いざというときの備え、防災グッズは用意していますか? 家の中と同様に、カーオーナーであれば、車の中にも用意しておきたいもの。でも車の中は、家にストックしておく防災グッズの準備とは違い、車内ならではの用意が必須。そこで今回は、どのような車内専用の防災グッズを用意したらいいのか紹介しましょう。


なぜ、車に防災グッズを積んだほうがいいの?

いざというときに持ち出しやすい場所へ
分散して置いておくことがポイント♪

防災グッズ、みなさんはどこに収納していますか? クローゼットの奥に眠っている方、ベッドの下の収納に、玄関になどいろいろな場所があげられますが、一箇所にまとめておいておくよりも、少し分散させたほうが安心です。

例えばクローゼットの奥に収納している方がは万が一、地震などで扉がゆがんだり、部屋に入れなかったりで取り出せなくなるトラブルを避けるためです。

車を所有している方なら、家と車内と分けて入れておくと安心。車はいざというときは、簡易的にシェルターとしても使えます。

実際、近年災害時では、車で過ごす方が少なくありません。

小さいお子様がいた場合やペットを飼っている家では、避難所で過ごすことが難しいケースが多く、車中泊するケースが増えています。

またコロナ禍で、避難所での「3密」を避けるために、避難所の駐車場にて車中泊の検討が各地で進められています。

いざというときには、プライベート空間として使える車内。カーオーナーであれば、車内に防災グッズを用意しておくことは、今後必須になってくるはずです。ビーカーとしてもぜひとも車載用の防災グッズの用意をおすすめします!

 

車用防災グッズとお家用防災グッズの違いとは?

高温になる車内は、家の備蓄とは異なります!
車内専用の防災グッズの選定が必要です

 

車内環境は、寒暖差がとても大きいので、水や食料品のストックは注意が必要です。一般的に売られているペットボトルも車内保存は向いていませんし、缶詰やびん詰めといったものも、温度変化が激しい車内に、長期で置くと品質低下を招くこともあり不向きです。

(とくに夏は車内は高温になるので、乾電池のストックも不向き。炭酸飲料水、ガス缶やライターなどに関しては、発熱、破裂などの恐れがあるため、普段からも車内に置いておくのは危険です。)

 

それでもいざというときのために、水と食料も車内に置けたらいいですよね。そこでおすすめしたいのが、車に乗せることを想定して作られた保存食と水です。

下記はカー用品店ジェームスで販売されている、車載用防災リュックの女性用。16点セット入りで9500円+税です。

10ℓの防災リュックは背負うこともできるリュックタイプ。中身を出せば、10ℓの水入れとして使うこともできます。

女性用車載防災セットの中身は、

●10ℓ防災リュック(ホイッスル蓄光タイプ付き)×1

●7年保存水×1

●7年保存クッキー×1

●トイレONE(3枚入り)×1

●スマホ対応ダイナモライト×1

●マスク(個装タイプ) × 1

●軍手×1

●緊急時パーソナルメモ(1人用)×1

●歯ブラシセット×1

●ハイブリッドレスキューシート×1

●目かくしポンチョ×1

●簡易救急セット(8点) × 1

●大人のからだふき×1

●新・素肌感(女性用ナプキン)×1

●ヘアブラシ×1

●洗顔・化粧水・乳液の3点セット×1

●不織布ショルダーバッグ×1

ポイントは、7年保存水と、7年保存クッキー。こちらは耐温度域マイナス20℃~80℃まで対応可能で、車の中でも安心して備蓄できる商品となっています。

また温度変化が激しい車内は、乾電池を使った商品も不向き。こちらにセットされているスマホ対応ダイナモライトは、スマートフォンの充電、ライト、モールス信号点滅、非常点滅灯機能付きで、充電は手動蓄電と、USBにつなぐ方法。乾電池いらずです。

 

 

もうひとつ、おすすめの車載用防災セットは、LA・PITA EMERGENCY.(ラピタ エマージェンシー)の『車載用防災セット カーセーバー(10,800+税)』

危機管理のプロ防災士が徹底して考え抜いたオリジナルの防災リュックというだけあって、中身も使い勝手も充実のラインアップ。

 

LA・PITA EMERGENCY.

『車載用防災セット カーセーバー』の中身

●リュックサック×1

●7年保存水500mℓ×2

●7年保存クッキー(ココナッツ味)×1

●緊急脱出用ハンマー×1

●非常時用簡易トイレ トイレONE3枚×1

●レインコート×1

●レシュキューシート×1(アルミブランケット)

●蓄光ホイッスル×1

●圧縮あったかブランケット×1

●軍手×1

●救急セット7点×1(爪切り、綿棒、絆創膏、ピンセット、はさみ、ガーゼ、ワンタッチ包帯)

●簡易ライト ルミカライト×1(発光時間10~12時間、使い切り1回のみ)

 

防災セットは、あくまで基本のセット。この基本セットをベースに、自分の生活にあわせて、必要なものをプラスしていけば、自分だけの防災セットが完成します。

 

基本の防災セットを購入+自分の生活にあわせてアイテムを追加=これが本当に自分のオリジナル防災セットの完成です!

 

例えばペットがいるかたは、ペット用の防災グッズが必要ですね。

 

ラピタ エマジェーンシーからは、車用以外にもさまざまな防災セットが発売されています。家用の防災セットを探す、または、保存食の追加がほしいなど、単品も用意されています。

 

車載用防災グッズだけでなく、おウチ用も充実の品ぞろえ! PR





 

 

いざというとき防災にも役立つ、2WAY使いのカー用品5選

普段使っているカー用品もいざというときは防災グッズに早変わり! 日常から使い慣れているから安心です♪

 

車載用の防災セットを紹介しましたが、普段使っているカー用品も、いざというときには防災グッズとして役立つ用品がたくさんあります。今回は多くのカー用品の中から、おすすめのアイテムを5つピックアップしました。

 

その1 車載用インバーター

 

インバーターは、車用のバッテリーDC12V(直流)を家庭用のAC100V(交流)に変換するアイテム。使い方は簡単。シガーソケットに挿し込むだけ。車載用のインバーターは30W程度の出力のものから、1500W出力のものなど、いろいろな種類が発売されています。

携帯電話、スマートフォンの充電やパソコンを使う程度であれば、150Wあれば十分です。普段から使えるアイテムなので、車内に一つは用意したいカー用品です。もちろん、いざというときは防災グッズとして役立ちます。

普段なら150W程度のインバーターで充分ですが、レジャーや、もっと大きな電化製品を使いたいというときに頼りになるのがポータブル電源。

車内だけでなく停電になったときは家でも使えるので、ポータブル電源も1台は用意したいアイテムです。

 

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その2 リヤトレイ・簡易的なテーブル

写真はヘッドレストに取り付けるタイプの簡易テーブル、リヤトレイ。車内で休むときに重宝するアイテム。普段は旅先で小休止する際に活用しましょう。

 

その3 お湯が沸かせるカー用品

 

電源はシガーソケットからとり、お湯が沸かせるカー用品。写真はワクヨさん。ネーミニングもだじゃれが効いていますw

こちらの商品はお湯が沸かせるだけでなく、保温機能、温度指定も可能。ドライブに出かけた先で、温かい飲み物でティータイム。ちょっとしたアウトドア気分も味わえます。

普段はレジャーに、いざというときは防災グッズにも使えるアイテムです。

 

 

その4 座れる洗車用バケツ

洗車用バケツは、脚立代わりになるバケツか、座れるバケツなど、2WAY使いができるバケツがおすすめ。普段は洗車グッズや車内で散らかりがちな小物入れとして使えます。水入れ、脚立代わりor椅子としてなど、防災グッズとしてもお役立ちです。

 

その5 目隠しにもなるサンシェード

 

日差し避けに使うサンシェードですが、車内で小休止する際は目隠しにも使えるので通年アイテムとして用意したいカー用品。写真のサンシェードは、ビーカー姉妹サイト「カーライフを彩るカレンジ」で購入可能です。

現在、価格を大幅値下げ中! 

コンパクトに折り畳むこともできるのでドアポケットなどに収納可能。

コンパクトに折りたためるサンシェード、1000円+税

カレンジショップ

 

 

こんなモノも載せておきたい、防災にも役立つドライブグッズ5選

ドライブがてら、アウトドア気分
レジャーでも使えるグッズです!

 

カー用品ではありませんが、ドライブグッズとして車に乗せておくと便利なアイテムもたくさんあります。今回はその中から厳選して5つを紹介しましょう。

 

その1 保冷バッグ

車内に用意しておくと重宝する保冷バッグ。ドライブに出かけた先で買ったお土産を入れておくのも便利。

 

 

その2 レジャーシート

下に敷いて使うのはもちろん、ラゲッジルームの汚れ防止に使用するのにも役立つレジャーシートは、車内にひとつ用意しておきたいアイテムです。レジャーシートも防災グッズとして役立ちます。

 

その3 折り畳みチェア

折り畳みチェアは積んでおくと便利。景色のよいところで車を停めて、お外でティータイムするドライブプランも素敵ですよね。もちろん防災グッズとしてもあると便利です。

 

その4 車内に用意したい運転専用靴

安全運転のためにも運転に適した靴は必須。車内に運転専用靴を用意しておけば、洋服にあわせてヒールで出かけた日も安心。また防災グッズとしても歩きやすい靴は必需品です。

 

その5 収納用のフタ付きカゴ

車内の収納に便利なカゴは普段から使いたいアイテム。フタ付きなら、テーブル代わりにも使えます。

 

最後に! 覚えておこう、実際に大地震が発生したときの

カーオーナーの心得

 

ドライブ中に地震が起こったら?
慌てないために今からシミュレーション

 

大地震が発生したとき、車に乗っていたらどうしたらいいのか…。普段からシミュレーションしておくことも大切な準備です。

 

運転中に大地震が発生したときは、

①道路の左側に車を停める

急ハンドル、急ブレーキなど急な動きは避け、周囲に気をつけながら、慎重にできるだけ早く、道路の左側に車を停止させます。慌てて急ブレーキを踏むと後続車に追突されかねません。ハザードランプをつけて、慌てず、ゆっくりと減速させ、すみやかに道の左側に車を停めます。

 

②カーラジオ等で情報収集

車を停めてエンジンを切ったら、カーラジオ等で情報収集。車から離れるべきか、とどまるべきか、正しい判断をするためにも情報収集がポイント。

 

③降りる際は安全確認!

車から降りるときは安全確認をしてから降りましょう!

 

④車から離れる場合

車の窓を締めて、車の鍵はつけたまま、ドアロックはせずに車から離れます。無線式のスマートキーの場合は、ダッシュボードの上など、見つけやすい場所に置いておきます。車から離れる際は、車検証やETCカードなどは持っていきましょう。

 

⑤車を移動させる場合

道路の損壊、道路上の障害物などに注意して、近くの避難所または駐車場などへ移動します。

 

東京や大阪など、都市部で大地震が発生した場合は、一部の道路や地区が規制されます。例えば、東京で例をあげると、環状7号線内側方向(都心方面)は車両の通行は禁止、環状8号線は都心に向かう方向は抑制されます。また国道4号、国道17号、国道20号、国道246号、目白通り、新目白通り、外堀通り、高速自動車道、首都高速道路は緊急自動車専用路となり、緊急自動車等以外の車両の通行を禁止されます。

詳細は警察庁のホームページで確認を。

 

普段からガソリンが半分になったら、満タンにしておくことも大切。プラス、車載専用防災グッズもこの機会に検討しましょう!

 





 

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